鹿野町をぷらっと散策！地域ガイドさんと歴史巡り
白壁の建物が建ち並ぶ城下町や四季折々の風景が楽しめる城跡など、歴史の風情が残る鳥取県鹿野町。歴史ある町の散策では、ガイドさんがいるのといないのとでは大違い。何気ない町並みや建物に、深～い歴史が隠れているのです！地域ガイドさんのお話を聞きながら、ほっこり歴史散歩に出かけましょう！今回は筆者が実際に体験してきました。
予定に合わせてコースを選択！
ぷらっとしかのガイドの会では、お客様の予定に合わせて２種類のコースをご用意。時間の都合や自身の体力と相談してぴったりのコースを見つけましょう。
■ぷらっと歩こう！90分コース
鹿野支所⇒ゆめ本陣⇒牛つなぎ石⇒幸盛寺⇒鳥取市鹿野往来交流館童里夢⇒お堀⇒城跡公園⇒光輪寺⇒いぎの堤、L・T字路⇒鹿野支所
■気合を入れて歩こう！120分コース
鹿野支所⇒すもうとり塚⇒牛つなぎ石⇒L・T字路⇒いぎの堤⇒光輪寺⇒城跡公園⇒お堀⇒鳥取市鹿野往来交流館童里夢⇒幸盛寺⇒ゆめ本陣⇒鹿野支所
上記以外にも、希望に応じてコース設定をしてくださるのだとか！行きたい場所や見たいものをリクエストして、一緒に回るのも楽しそうですね～
今回は90分のコースで散策をしてきました！
町歩きスタート！
今回は鹿野往来交流館『童里夢』で待ち合わせ。ガイドの方と合流したら、カメラを片手に歴史散歩にいざ出陣！まずは城下町を散策しましょう。
歩き始めて間もなく、早速ガイドさんのお話がスタート。鹿野の城下町の成り立ちや歴史的背景など、鹿野初心者（？）の私でもわかりやすい説明で楽しませてくれます。400年以上流れ続ける水路の横の岩に隠された歴史や、城下町に建てられている民家のヒミツまで…知られざる鹿野のディープな情報を惜しみなく披露！
自分だけだと何気なくスルーしてしまうような景色でも、ガイドさんの説明を聞くと特別なものに感じます。
見どころ多し！城下町散策♪
城下町を歩いていると、いたるところに歴史を感じるものがチラホラ。
ガイドさんの説明が聞いていると、一人だと素通りしてしまうような場所でも、「ここにはこんな歴史があったのか～！」と発見がいっぱい！これをきっかけに歴史について学び直してみるのもいいな～なんて、いろいろ考えながら散策するのが楽しいですね♪
- 牛つなぎ石・馬つなぎ石
- 城下町の中央、メインの通りには、一時的に牛や馬を繋いでおく、牛つなぎ石や馬つなぎ石が現在も残っています。藩政時代に設置されたと言われており、鹿野町が交通・商業の要衝の地であったことがうかがえます。
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- 京風千本格子・木組み
- 町の中に残っている古い建物は、江戸時代末期～明治時代に建てられたものがほとんど。鹿野の大工技術は、応仁の乱（1467年）で京都の宮大工が鹿野の町に来たことがきっかけで伝わったとされています。
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- 水路
- 亀井玆矩公が造った当時のまま、400年以上流れ続ける水路。鹿野の城下町を縦横無尽に流れています。東の水谷川、西の河内川から取水しています。
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- L字路・T字路
- 鹿野城主亀井玆矩公が城を築いた後、交通整備の一環として造られました。城下町特有の交差点で、少し進むと行き止まりに見えたり、城とは反対側に行かせる造りで、外部からの侵入者を阻みます。
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城跡公園でのどかな自然を堪能
お堀の見える城跡公園は、やはり観光には欠かせないスポット！頂上の石と内掘、外堀の石垣に、歴史の哀愁とロマンを感じます…。城跡公園は春夏秋冬四季折々の景色がたのしめるのだとか。特に春には満開の桜が咲き誇り、県内外から人が集まって大賑わいだとか！運がいいと白鳥が泳いでいる姿を見れるかも？
いつもの散策がグレードアップ♪
出発地点に戻ってきて、ゴール！今回は90分間のコースでしたが、とっても充実感がありました それぞれのスポットだけでなく、道中もガイドの方とのおしゃべりを楽しんだり、知られざる鹿野のウラ話やミニ情報まで、最後まで楽しんで歩くことができました♪観光スポットを車で巡るのもいいですが、歩いて巡ることで、町の雰囲気をダイレクトに感じ、より一層、観光地を楽しむことができると思いました！
ぷらっとしかのガイドの会は、鹿野往来交流館『童里夢』で予約を受け付けています。
ガイド料金は、1名～14名 1,000円～
今回担当してくださった前田さんは、とっても博識でお話上手。ちょっとした散策も、ガイドさんがいることで2倍も3倍も楽しくなります！よき旅の思い出に、ぜひ一度お問い合わせしてみては？