八頭の山々に囲まれた廃校!? コミュニティ複合施設『隼Lab.』でのワーケーション
豊かな自然とレトロな若桜鉄道、四季折々の山の幸やアクティビティが楽しめるこの八頭町に、閉校した小学校を活用した新しいコミュニティ複合施設『隼Lab.』があるのはご存知でしょうか?教室をリノベーションした広々としたワークスペースや、ブレイクに最適なパブリックスペースなど、一日1,100円で利用が可能です。施設内には鳥取県内でもトップクラスの人気を誇る「Café&Dining San」があり、ここを目当てに訪れるお客さんも沢山いらっしゃるとか。
校舎の懐かしい雰囲気とリノベーションによるモダンな雰囲気が融合する新しい施設『隼Lab.』を実際に使用してみたので、その感想を 体験記としてまとめてみました。ぜひご覧ください♪
【この記事を書いた人】
川邊幸奈:鳥取に拠点を移し、ANAの客室乗務員として働きながら 鳥取県内で兼業を行う(2022年5月~2023年3月末まで)
0歳の赤ちゃんから100歳のおばあちゃんまで!
多様な人々が集まる『隼Lab.』ってどんなところ?
隼Lab.は「多様な生き方がゆるやかに重なり合い、一人一人の暮らしをより豊かにする場所」をコンセプトに、2017年にオープンしました。カフェやショップ、レンタルスペースやパブリックスペース、ワークスペースなど、様々な面を合わせ持ったコミュニティ複合施設です。廃校となった小学校を活用し、地域の新たなコニュニティづくりを行っています。起業支援や教育機会の提供など、地域の課題解決に取り組み、「日本の未来のモデルになる田舎」を実現する、八頭町の新たなビジネス活動拠点となっています。
ドロップインで利用可能!コワーキングスペースのご紹介♪
隼Lab.のワークスペースはドロップインで利用可能なコワーキングタイプと会員制のオフィスタイプがあります。
コワーキングスペースは明るく開放的で、教室の名残があるどこか懐かしい雰囲気。自然と仕事に向かう意識も高まります。複数名で作業できる広いデスクから、一人で集中できるセミクローズドな席まで用途に合わせてお選びいただけます。もちろん無料Wi-Fi完備で通信環境もばっちりです!複合機もあるので、ストレスなく作業を進めることができます。必要に応じて個室の会議スペースもあるので、急なリモート会議や大切な面談が控えていても安心です。
作業に煮詰まってきたらシェアライブラリーで読書をしてみたり、1Fのカフェでコーヒーを買って、テラスや校庭に出てリフレッシュ♪いい気分転換になりそうですね。
【ご利用は方法は以下の4つ】※全て税別
・1日利用:1,000円/日
・半日利用(4時間以内):500円
・フリー席会員:10,000円/月
・固定席会員:15,000円/月
Column
懐かしいあの雰囲気!シェアライブラリーのすすめ
仕事の合間やちょっとした休憩時間には、シェアライブラリー「渡り鳥文庫」で読書をするのもオススメです。
カーペット敷の落ち着いた空間は、学校の図書室の雰囲気がそのまま残っています。本のラインナップも普段本屋さんでは見かけないような珍しいタイトルがズラリ。思いもよらぬ仕事のヒントが見つかりそう。
学校の図書室では静かにしないといけなかったけど、ここではおしゃべりも自由。ちょっとお食事をしたり、リモート会議をしたり、作業スペースとして自由に使うことができます♪
ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょう?
休日は1時間待ちの大人気店!
「Café&Dining San」で気軽にワーケーション♪
隼Lab.の1階には、鳥取県内でもトップクラスの人気を誇る「Café&Dining San」が併設しています。自家製のフルーツドリンクや鉄板で焼き上げるグリルサンドなど、美味しくて見た目もお洒落なカフェメニューが楽しめます!開放感たっぷりのオープンテラスやモダンな雰囲気の店内、靴を脱いで過ごせる絨毯スペースなど、その日の気分に合わせてお好きな席を選びましょう。
絨毯スペースにはお子様用の椅子や遊び道具など、お子様連れにうれしい設備がたくさん揃っています。お子様を隣で遊ばせながら、少しだけお仕事!なんてことも可能です。
OFFタイムは校庭で外遊びをしたり、レジャーシートを敷いてピクニックをするのも良いですね。
OFFタイムは自然の魅力あふれる八頭の町を散策♪
隼Lab.の周辺には八頭町の豊かな自然を「見て」「触れて」「体感する」といった、五感で楽しめるスポットがたくさん!
OFFタイムには少し車を走らせて、たっぷり自然を感じてみてください♪
- 若桜鉄道 隼駅
- スズキの大型バイク「スズキ・GSX1300Rハヤブサ」にちなみ現在はライダーの聖地となっている。昭和レトロな若桜鉄道と、木造建築の駅舎はインスタ映え抜群の撮影スポット。
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- 船岡竹林公園
- 国内外の珍しい竹と笹、約200品種が生い茂る国内有数の本格的な「竹林公園」です。薄緑色の淡い光に包まれ、思いっきり深呼吸してみてください。竹の放つ精気で、きっと心が安らいでゆくのを感じられるはずです。
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- 大江ノ郷自然牧場
- 八頭町の素晴らしい自然をバックに、見て、食べて、体験する、「農」と「食」のナチュラルリゾート。ガラス張りになった開放的な店内は、ものづくりの臨場感にあふれています。こだわりの卵を使用したパンケーキは絶品です。
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- やずミニSL博物館「やずぽっぽ」
- 日本で初めてのミニSLの博物館で、8.4分の1スケールのミニ蒸気機関車(SL)などが常設展示されている。16車両のすべてが本物の石炭を燃やして動く、SL好きにはたまらない施設。
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Column
私のイチオシ!「大江ノ郷リゾート」
筆者が特にオススメしたいのが、『大江ノ郷リゾート』です。
地元食材をふんだんに使用した料理や飼育からこだわった食材など、自然の恵みを存分に味わえるまさに食のヘルスリゾートです。県外の方からも注目度が高く、壮大な山々の中に建てられたガラス張りの建物が海外リゾートを思わせる必見のスポットです!
施設内にある「ココガーデン」や「大江ノ郷テラス」では、食材にとことんこだわった絶品の料理を楽しむことができます!「八頭町」の食材を「八つ」使用した「八頭バーガー」や、ブランド卵「天美卵」を使用したふわっふわのパンケーキは美味しすぎて感動モノです。お土産に買えるクッキーやチーズタルトなど、何を食べても美味しいです!
隼Lab.から車で約9分なので、仕事終わりのご褒美にぜひ立ち寄ってみてください♪
隼Lab.から地域につながる
隼Lab.では、入居企業による地域の子供たち向けの「プログラミング教室」や、行政・銀行と連携した経営セミナーなど、公民が一体となって地域の課題解決や持続的な未来の田舎づくりに取り組んでいます。未来の八頭町を担う子供たちが、愛着と誇りを持って「この町に住みたい」と思えるような活動をこれからも行っていきます。
ビジネス以外にも様々なワークショップや、月に一度地元の美味しい食べ物や新鮮な野菜、かわいい雑貨が並ぶ「はやぶさにちようマーケット」など、県外の方でも参加しやすいイベントが多数開催されています。
地元住民の方々が主体的に地域づくりに参加しているこの八頭町で、地域の方々との触れ合いを通じて、ここでしか得られない気づきや学びを感じてみませんか。
- 隼Lab.
- 大江ノ郷自然牧場
- やずミニSL博物館「やずぽっぽ」
- 若桜鉄道 隼駅
- 船岡竹林公園